就労選択支援

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就労選択支援とは

就労選択支援とは、障害のある人が就職や福祉サービスなどを選ぶ際に、その人に適した選択ができるようサポートをするサービスです。 障害者総合支援法の改正により、2025年10月から始まる新しいサービスです。

就労選択支援を利用するタイミング

一般就労をしたことがない方が初めて就労継続支援B型を利用する際に利用することになります。 これは、就労継続支援B型を利用したいという選択肢が本人の能力に本当に適しているのかどうか客観的に評価するものです。 利用後に、問題ないという評価がなされれば希望する就労継続支援B型を利用することが可能になります。 2027年4年からは、新規で就労継続支援A型を利用しようとする方も対象になります。

就労選択支援の利用で工賃を貰えますか?

もらえません。
就労選択支援を利用中は作業を行うことになりますが、働いてお金を稼ぐための機関ではないので、労働の対価であるお給料や工賃はもらえません。

就労選択支援の利用料金はいくら

わかりません。
他の福祉サービスと同じ仕組みであるならば、96%の方は無料、その他の方は1割負担です。

就労定着支援と就労選択支援の違い

就労定着支援は、一般企業で働く障がい者に対してその職場で長く働けるような環境を一緒に作るサービスであるのに対して、 就労選択支援は本人の希望する働き方を尊重しながら、客観的な評価をするサービスです。

就労選択支援の選び方

始まってみなければわかりませんが、 制度の仕組み上、既存の就労移行支援事業所が就労選択支援の指定を取るだろうと考えます。

2026年3月以降に特別支援学校高等部を卒業する予定の生徒が対象になる

題名の通りです。
就労選択支援は、一般就労の経験がなく初めて就労継続支援B型を利用しようとする方が対象になります。 ですので、特別支援学校高等部卒業後に就労継続支援B型の利用を希望する生徒さんも、このサービスを利用することになります。(現行の就労アセスメント対象者)しかし、利用のタイミングや利用期間はまだ明らかになっていません。(2025年4月20日現在)

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